ロタワクチンと重症複合免疫不全症(SCID)

 ロタウイルスのワクチン定期接種(無料)が、2020年8月1日(土)以降に生まれた新生児から始まります。 ロタウイルスのワクチン接種は生後6週目、2か月目、14週6日目の3回接種しますが、10月1日以降の接種が定期接種(無料)となります。(それまでは任意接種扱いで、有料です。) (ロタウイルス定期接種について)。

 重症複合免疫不全症(SCID)を持つ新生児に、生ワクチンのロタウイルスを接種すると重篤な副反応を引き起こすことがあります。 日本小児科学会は、SCID新生児へのロタウイルス接種を禁忌としています。 (ワクチン接種に注意が必要な場合

 SCID検査は、入院中に産婦人科で行う代謝疾患マススクリーニングの拡大検査として行います(当院では退院日の朝)。 現在、それ以外に検査の選択肢がありません。通常のマススクリーニングは無料ですが、SCID検査は希望者だけの任意検査(有料)になります。 (ただし、2021年3月31日まではパイロットスタディー期間で検査費用は無料です。採血手技などの手数料は有料です。) ご希望の方は通常マススクリーニング申し込みの際に、拡大マスとしてSCID検査を申請してください。 今後、SCID陰性が判明していない場合、小児科でロタウイルスワクチン接種を断られる場合があります。 また、SCID新生児には、生ワクチン(BCG、風疹、麻疹、水疱瘡)接種も禁忌とされています。専門医療機関での検査治療が必要です。 (原発性免疫不全症候群に関する調査研究

大阪府母子医療センター広報

 ロタウイルスワクチンと拡大マススクリーニングについては、以下の大阪府母子医療センター広報をご参照ください。(拡大新生児マス・スクリーニング検査(拡大マス)