産後ケア・おっぱいケアについて
当院では、分娩後のお母さんが心身ともに安定して生活していけるよう、産後ケアやおっぱいケアを行っています。ご承知のとおり、お母さんの身体は妊娠をきっかけとして大きく変わります。この状態は分娩によって元通りになるのではありません。心も体も、時間をかけて回復していくのです。そのような産後の女性に対し、心身の安定を図るための支援や、赤ちゃんのいる生活に慣れるためのサポートを助産師が行います。
おっぱいケアに関しても、助産師や看護師などのスタッフが対応し、「おっぱいが十分に出ていない気がする」、「おっぱいが痛い」、「赤ちゃんが上手に吸えない」といったお悩みに応えていきます。卒乳の時期などについても、母子の状態などを見極めてアドバイスいたしますので、まずはご相談ください。
産後ケアについて
退院時のチェック
当院では、退院時に赤ちゃん健診を行い、赤ちゃんの体重の増え具合、新生児黄疸の状況、反射や心雑音などを調べます。一時的に減少した体重がきちんと増えているのか、黄疸の状態に特段の問題は無いのか、などをチェックして赤ちゃんの健康状態を確認します。 この結果によっては、赤ちゃんのみ退院を延期してもらい治療を行うことがあります。また、退院後に体重や新生児黄疸の経過観察のために来院していただく場合もあります。
お母さんの産後未満診察
産後およそ2~3週間目のお母さんが対象です。母乳の状態、悪露の状況、貧血の改善などを診察します。育児の疲れ、不眠症、悩み事などがあれば小さなことでもご相談ください。また、身近な保健所の母児保健担当者と連携し、訪問サポートにも対応いたします。
乳児の1か月健診
産後およそ4週間目に母児の健診を行います。主なチェック事項は1か月未満の赤ちゃん健診と同じです。反射や心雑音、呼吸状態なども、きちんと確認します。また、この時期に起こりやすい出血リスクを予防するため、不足しがちなビタミンKシロップも投与します。
お母さんの産後1か月健診
母乳の状態や悪露の状況、貧血の改善、高血圧や浮腫、蛋白尿の改善などを診察します。妊娠によって大きくなった子宮が元の状態に近付いているのかも確認します。育児の疲れや、不眠症、悩み事などがあれば、小さなことでもご相談ください。なお、妊娠に伴う高血圧が持続しているようなときは、内科などをご紹介します。
おっぱいケアについて
- 理事長
- 前田 和也
- 院長
- 田吹 邦雄
- 診療内容
- 産科・婦人科
- TEL
- 072-726-1103
- 住所
- 〒562-0025
大阪府箕面市粟生外院6丁目3番5号 - アクセス
- 北大阪急行箕面萱野駅
- 阪急北千里駅(阪急千里線)
- 阪急箕面駅(阪急箕面線)
- 大阪モノレール彩都西駅(彩都線)
- いずれの駅からも車で10分ほどの距離(およそ2km)です。
- 阪急バス「外院」「粟生団地」下車、徒歩4分
- 駐車場完備(33台)